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F1ブラジルGP終了後、BMWとWilliamsが使用していた燃料に問題があったことが判明。
レース前にサンプリングした燃料とレース後にサンプリングした燃料の成分が異なっていたからである。 原因は温度によるものであったことが判明した事などから結果はシロだった。 だが、往生際の悪い(?)McLarenがこれに抗議している。 なぜなら、もしこの2チームが失格になった場合、 優勝 Raikkonen 2位 Massa 3位 Alonso 4位 Rosberg 5位 Kubica 6位 Heidfeld 7位 Hamilton だったのが、Rosberg、Kubica、Heidfeldが失格になる事により 優勝 Raikkonen 2位 Massa 3位 Alonso 4位 Hamilton と、Hamiltonが4位に繰り上がり、RaikkonenとHamiltonのポイントが Raikkonen 110点 Hamilton 109点 だったのが、 Hamilton 112点 Raikkonen 110点 に変わり、Hamiltonがワールドチャンピオンになるからである。 まったく、もう…、今年McLarenはいろいろ問題を起こしたの身なのだから素直に認めなさいよ… ちなみに使用している燃料とオイルはBMWはPETRONAS、WilliamsはPETROBRAS、McLarenはMobil 1、FerrariはShellを使用している。 それにしても、まずは一安心した。 というのも、もしクロだったら、中嶋一貴のデビュー戦の成績が10位から失格に変わってしまうからである。 ▲
by utmich
| 2007-10-23 03:35
| F1
今回のF1ブラジルGPはいつも以上に楽しみだった。
三つ巴の争いの結末はどうなるのか、ということもあるが、それだけではない。 今回のブラジルGPでデビューするWilliamsの中嶋一貴がどうなるかということも楽しみだった。 ちなみに中嶋一貴の父の中嶋 悟のF1デビューもブラジルGPだった(開催されたサーキットは違いますが)。 現地は、気温36度、路面温度63度、湿度32%とかなり暑い状態である。 決勝レースの日は雨が降るのではないかといわれていたこともあったが、雨が降る気配はまったくなかった。 上位4位のスタートの並び順(グリッド)は、Massa、Hamilton、Raikkonen、Alonsoの順である。 スタート時のタイヤを見てみると、RENAULTのKovalainen以外全員ハードタイヤを履いていた。 また、SpykerのSutilがウィングを交換したためピットスタートとなった。 そして、71周で争われるブラジルGPがスタートした。 スタート後、Massaが先頭をキープし、Raikkonenが2位に上がった。 HamiltonがRaikkonenの後ろにいたとき、Alonsoが2台の間に入っていった。 その後、なんと、Hamiltonがコースオフしてしまった。 Hamilton、焦ったか? Hamiltonは仲のいいWilliamsのRosbergの前の8位でコース復帰できた。 また、RENAULTのKovalainenとSTRのLiuzziが接触してしまった。 2周目に突入したとき、Spykerの山本左近がRENAULTのFisichellaのマシンに乗り上げてしまった。 山本はピットインした後一度コースに復帰したが翌周ガレージに入った。 一方Fisichellaはそのままガレージに入ってしまった。 また、HONDAのBarrichelloがフライングでドライブスルーペナルティを受けた。 9周目のときのことだった。 なんと、Hamiltonがスローダウンしてしいた。 実は、Hamiltonはギヤボックスにトラブルを抱えていた。 だが、奇跡かギヤの調子は戻ってきた。 Hamiltonは18位でコース復帰できた。 だが、Hamiltonはまたしてもスローダウンしていた。 15周目になんと、中嶋がSUPER AGURIの佐藤琢磨を交わそうと試みていた。 翌周、中嶋が佐藤を交わして11位になった。 16周目に5位を走っていたRBRのWebberがマシンを止めていた。 RBRはWilliamsとコンストラクターズランキングの順位争いをしていただけにRBRにとっては大きなダメージとなった。 20周目にBMWのKubicaがピットインした。 その翌周にMassaがピットインし、さらにその翌周にRaikkonenがピットインした。 MassaとRaikkonenの位置関係は変わらなかった。 さらにその翌周にAlonsoがピットインした。 ちょうどその頃、HONDAのButtonがマシンを止めていた。 その後、Hamiltonがピットインし、みんながハードタイヤで出ていた中、Hamiltonはソフトタイヤで出た。 Hamiltonは賭けに出た。 このほか、ほとんどのマシンが続々とピットインした。 25周目にSUPER AGURIのDavidsonとSpykerのSutilが接触してしまった。 32周目に中嶋がピットインした。 だが、中嶋のマシンは直前でロックしてしまい、定位置に止めることが出来ずに、ピットクルーをはねてしまった。 はねられたピットクルーの中の1人は左脚にかなりのダメージを受け、その後、担架で運ばれていた。 その後、担架で運ばれていたピットクルーはカメラに向かって腕を上げ親指を立てていたが、表情は苦しそうだった… 34周目になんと、3位を走っていたAlonsoはKubicaに交わされ4位に落ちてしまった。 37周目にSTRのVettelがガレージに入った。 そして、Hamiltonが2度目のピットインでタイヤをソフトからハードに履き替えた。 Hamiltonは3ストップ作戦に出たようだ。 その後、Kovalainenがクラッシュでリタイヤした。 39周目に3位を走っていたKubicaがピットインした。Kubicaも3ストップ作戦に出たようだ。 43周目のとき、Barrichelloがエンジンを壊してリタイヤしてしまった。 その影響か、国際映像の画面が乱れていた。 これで母国GPが1人消えてしまった。 50周を走っている頃、Alonsoのタイヤがかなり傷んできた影響でタイムが落ちてきていた。 Raikkonenもタイヤがかなり傷んでいたが、Raikkonenは最後の力を振り絞るようにしてペースを上げていた。 51周を終えたとき、1位を走っていたMassaがピットインしてソフトタイヤに履き替えた。 その翌周に、Alonsoもソフトタイヤに履き替えた。 そしてその後、Raikkonenもソフトタイヤに履き替えた。 そしてRaikkonenは1位でコース復帰した。 Raikkonenがかなりプッシュしていたのか、Massaがペースを落としていたのか… これで、上位3位は、1位Raikkonen、2位Massa、3位Alonsoとなり、このままHamiltonが5位に上がらなかったらRaikkonenがワールドチャンピオンになる。 そして、残り14周で8位を走っていたHamiltonが3度目のピットインを行ないハードタイヤに履き替えた。 一度14位に落ちたHamiltonは再び8にまで上がっていった。 残り8周というときに、TOYOTAのR.Schumacherがピットインし、その後7位を走っていたチームメイトのTrulliもピットインした。 これにより、Hamiltonが7位に上がった。 そして、中団では順位争いが繰り広げられていたが、上位はこのまま順位が変わらなかった。 そして、Raikkonenが優勝した。 2位にMassaが入り、Alonsoは3位でレースを終えた。 4位にRosbergが入り、5位にKubicaが入った。 そして、6位にHeidfeldが入った。 Hamiltonは周回遅れの7位だった。 ちなみに中嶋は10位、佐藤は12位でした。 これにより、Kimi Raikkonenが2007年ワールドチャンピオンになった。 21年前の三つ巴のとき同様3位からの逆転で獲得となった。 Raikkonenにとっては、2003年に2点差でワールドチャンピオンを逃したこともあったことなどもあり、かなり嬉しかったことだろう。 FerrariにとってはMcLarenスパイ疑惑裁判の結果によるものとはいえ3年ぶりのダブルタイトル獲得となった。 Hamiltonは1点差で史上初のルーキーワールドチャンピオンになれなかった。 Alonsoは1点差で3年連続ワールドチャンピオンになれなかった。ということは、Alonsoは坊主か? 最後にもう1つ突っ込んでおきたいことがある。 コラー!Kimi Raikkonen!! 優勝でワールドチャンピオンを獲得してかなり嬉しいという気持ちはわかる。だが… 表彰台に上がっていきなりシャンパンを飲むな!! まだ国歌斉奏も始まっていないというのに…不謹慎だぞ! 次回、2008年F1開幕戦は2008年3月16日のオーストラリアGPです。 果たして来年McLarenは参加することが許されるのだろうか? Alonsoは来年どのチームで走るのか、 また、来年から参戦予定のProdriveは予定通り参戦できるのだろうか? ▲
by utmich
| 2007-10-22 03:55
| F1
今回もてぎで開催されたFormula Nippon第7戦は250kmのスプリントレースとして行われた。
現在チャンピオンを獲得できる可能性がある人は7人いる。 Treluyer 39点 松田次生 37点 小暮卓史 31点 本山 哲 28点 Lotteror 24点 Quintarelli 24点 Duval 23点 その中で、今回mobilecast IMPULのBenoit Treluyerが優勝または2位の場合はほかの人の順位によってTreluyerの2年連続チャンピオンとなる。 ちなみに、Formula Nippon史上チャンピオンを2回以上獲得した人は本山だけである。 そのArabian Oasis IMPULの本山 哲は、今回エンジン交換ペナルティで10グリッド降格となった。 今回Pole Positionを獲得したのはPIAA NAKAJIMAの小暮卓史で、チームメイトのLoic Duvalが予選2位を獲得したのでPIAA NAKAJIMAのフロント・ローとなった。 予選3位は本山だったが、エンジン交換ペナルティのため13番グリッドかららのスタートとなった。 今回リーチがかかっているTreluyerは予選5位で4番グリッドからのスタート、そのTreluyerを追うチームメイトの松田次生は予選12位で11番グリッドからのスタートとなった。 現地は気温23度、路面温度30度という状態である。 そして、52周で争われるFormula Nippon第8戦決勝レースがスタートした。 ところが、Duvalがスタートに失敗し、順位を大きく落としてしまった。 Team LeMansの片岡龍也もスタートできず押しがけによってスタートした。 3番グリッドスタートのTEAM CERUMOの立川祐路は6番グリッドからスタートのDHG TOM'SのAndre Lotterorに交わされた。 そして、SG 5ZIGENの平中克幸がスピンしていた。それに関連していたのか、DoCoMo DANDELIONのFabio Carboneがピットインし、ARTAの井出有治がガレージに入ってしまった。 5周目に突入したときには、1位の小暮と2位のTreluyerの差が6秒以上も離れていた。 と、そのとき、スタート時に立川を交わしたLotterorがフライングでドライブスルーペナルティとなった。 5位だったLotterorは14位に落ちた。 7周目に突入したとき、1位小暮と2位Treluyerの差が9秒以上も離れ、スタートに失敗したDuvalがTreluyerのすぐ後ろについていた。 そして、DuvalはTreluyerを交わして2位になった。 どうやらPIAA NAKAJIMAは1ストップ作戦ではないかと思われる。ていうか、そうとしか思えない。 一方Treluyerは、BOSS・INGINGの横溝直輝に狙われていた。 そしてTreluyerは、11周目に横溝に交わされた。というより、横溝を抑えているとラップタイムが落ちるのでわざと先に行かせたのかもしれない。 14周目を終えたとき、DHG TOM'Sの荒 聖治がピットインして、タイヤ交換と給油を行った。これは予定されていたことなのか、チームの指示によるものなのか? 一方、Treluyerのチームメイトの松田は、横溝のチームメイトのRonnie Quintarelliに狙われていた。 だが、Quintarelliのマシンのフロントウィングを見てみると、左側が下がっているような感じだった。何かの拍子で壊してしまったのだろうか? 最悪な場合は、Quintarelliに対しオレンジディスクが出るかもしれない。 21周を終えたとき、Arabian Oasis IMPULのMichael Krummがピットインし、その翌周にチームメイトの本山もピットインした。今回本山はノーピット作戦ではなかったため、かなり厳しい状況になった。 その後、横溝、Quintarelliもピットインし、2位を走っていたDuval、1位を走っていた小暮などがピットインした。 みんな、かなりの量のガソリンを給油した。 そして、小暮は松田を狙っていた。29周目に小暮が松田を交わそうと試みた。 もし、2人が接触してしまったりしたらTreluyerがチャンピオンになってしまうという状態であったが、小暮は松田と接触することなく3位に上がった。(かなり危なかったが…) その後、2位を走っていた立川がピットインしたが、右後輪を取り付けるのにてこずり、大きくタイムロスしてしまった。 さらにその後、横溝がピットインした。まさかの2ストップ作戦かと思ったら、横溝はガレージに入った。 その後、Treluyerがピットインし、さらにその後松田がピットインしたため、小暮が1位に上がった。 一方その頃、先程ピットでのミスにより大きく順位を落とした立川が次々と前のマシンを交わしたあと、8位を走っているGTではチームメイトのTeam LeMansの高木虎之介を狙っていた。 だが、立川はその後ろを走っていたCARCHS KONDOのJoao Paulo Lima de Oliveiraに交わされた。 その後、de Oliveiraは、高木を交わし8位に上がった。de Oliveiraの後ろを走っていた立川も高木を交わした。 中団で順位争いが起こっているいる間、7位のQuintarelliが6位の松田を狙い続けていた。 だが、そんな状態の中、松田は5位を走っている今回ノーピット作戦のDoCoMo DANDELIONのBjorn Wirdheimを狙っていた。 こういう状況が続いていたそのときだった。 なんと、Quintarelliがコースアウトしてしまった。 Quintarelliはコース復帰できたものの、松田との差を大きく広げてしまった。 その後、松田は残り2周というときに、ホイール同士を接触しながらもWirdheimを交わして5位に上がった。 そして、レースは終了し、小暮が2戦連続ポール・トゥ・ウィンとなった。2位にDuvalが入ったことにより、PIAA NAKAJIMAは今季初の1-2フィニッシュとなった。そして、3位にTreluyerが入った。 4位にLotterorが入った後、5位はWirdheimかと思ったら、5位は松田だった。 あれからWirdheimはQuintarelliに交わされ7位でゴールした。 これで、チャンピオン候補はTreluyer、小暮、松田の3人に絞られた。 1位 Treluyer 45点 2位 小暮卓史 41点(優勝3回) 3位 松田次生 41点(優勝0回) 4位 Duval 31点 次回の最終戦でどうなるか、いろいろ楽しみである。 いろいろの中のいくつかを挙げるなら… 小暮が3連勝を決めてかつチャンピオンになるか、 Treluyerが2年連続チャンピオンになるか、 松田がFormula Nippon史上初優勝なしでチャンピオンになるか、 などいろいろ楽しみである。 運命のFormula Nippon最終戦は11月18日に鈴鹿で300kmで行われます。 なんと、IRLインディカー・シリーズで活躍しているTony Kanaanがゲストで出場するそうだ。 頼むから3人に迷惑かけないでくれよな… さて、Formula NipponではPIAA NAKAJIMAが1-2フィニッシュを決めてくれたから、今夜行われるF1ブラジルGPで中嶋一貴が入賞してくれれば嬉しいが、果たして? 3人のチャンピオンライン Treluyer 2位以上 小暮卓史 優勝 Treluyer 3位 松田次生 優勝 Treluyer 4位 小暮卓史 2位 Treluyer 5位 松田次生 2位 Treluyer 6位 小暮卓史 3位 Treluyer 7位 松田次生 3位 小暮卓史 4位 Treluyer 8位 松田次生 4位 小暮卓史 5位 Treluyer 入賞圏外 松田次生 5位以下 小暮卓史 6位以下 ▲
by utmich
| 2007-10-21 17:13
| Formula Nippon
Hamilton、Alonso、Raikkonenの三つ巴の戦いとなったF1ブラジルGP、その予選の結果が出た。
Pole Positionを獲得したのはRaikkonenのチームメイトで母国GPのMassaだった。 3人はどうなったかというと、Hamiltonが2位、Raikkonenが3位、Alonsoが4位となった。 ちなみに日本人は佐藤琢磨18位、中嶋一貴19位、山本左近22位と3人とも第1ステージ(Q1)でノックダウンした。 Hamiltonが2人の前にいることとポイントランキング1位であることによりHamiltonが圧倒的に有利だが、Hamiltonの前にはRaikkonenのチームメイトのMassaがいる。 Massaが(特にスタート時)どのような動きをするか、また3人がどうなるか見ものだ。 21年前の1986年の三つ巴の時は、Nigel Mansell、Nelson Piquet、Alain Prostの3人によるものだった。 最終戦(ちなみにオーストラリアGP)が行なわれる前の3人のポイントはMansell 70点、Piquet 63点(優勝4回)、Prost 63点(優勝3回)だったが、最終戦の決勝レースで、Mansellがリタイヤし、Prostが優勝し、Piquetが2位だったので、Prost 72点、Mansell 70点、Piquet 69点と3位だったProstが逆転でワールドチャンピオンを獲得していた。 (注・当時のポイントは、1位9点、2位6点、3位4点、4位3点、5位2点、6位1点) ちなみに当時MansellとPiquetはチームメイト同士であり、Prostのチームメイトは1982年ワールドチャンピオンのKeke Rosberg(WilliamsのNico Rosbergの父)だった。 ▲
by utmich
| 2007-10-21 03:47
| F1
10月21日にF1最終戦のブラジルGPが行なわれる。
決勝レース開始時間はブラジルのサマータイムの制度の変更により当初の予定より1時間早い日本時間10月21日25時(10月22日1時)スタートとなる。 ていうか、去年もブラジルのサマータイムの制度を変更して当初の予定より1時間遅くしていなかったか? さて、Hamilton、Alonso、Raikkonenの3人によるワールドチャンピオン争いは最終戦でもつれ込まれた。 いわゆる三つ巴状態である。 ちなみに、F1の最終戦で三つ巴状態になったという事は21年ぶりのことである。 今回、3人の中ではHamiltonが圧倒的に有利といえるだろう。 というのも、現在の3人のポイントは Hamilton 107点 Alonso 103点(4点差) Raikkonen 100点(7点差) というのもあるが、もう1つ理由がある。 それは、HamiltonとRaikkonenはフレッシュエンジンを使用するが、Alonsoは2戦目のエンジンを使用しなければならないことである。 つまり、HamiltonとRaikkonenは最終戦でフレッシュエンジンを使用するので、2戦目の事を考えてエンジンを温存して走る必要はないといってもよいことであり、Alonsoは2戦目のエンジンを使用するので、あまり攻め過ぎるとエンジンを壊してしまう恐れがある(これはフレッシュエンジンでもありうることだが)。 このことにより、Hamiltonが圧倒的に有利となる。 だが、RaikkonenにはMassaという味方がいる。 Alonsoも3年連続ワールドチャンピオンか坊主かという状態なのでそう簡単に負けるわけにはいかないだろう。 また、BMW等ほかのチームが3人の間のどこに入ってくるかという事も大きく関係することだろう。 さて、最終戦の3人の順位により下表に示す中で上にいる人がワールドチャンピオンになる。 Hamilton----2位以上 Alonso------優勝 Hamilton----3位~5位 Alonso------2位 Raikkonen---優勝 Hamilton----6位~7位 Alonso------3位 Raikkonen---2位 Hamilton----8位 Alonso------4位 Hamilton----入賞圏外 Alonso------5位以下 Raikkonen---3位以下 但し、Alonsoが2位でHamiltonが5位の場合は2人とも111点になり(Raikkonenは優勝しても110点なので2人に届かない)、高順位を獲得した回数では1~4位まで同じ回数で5位を獲得した回数でHamiltonが上回るのだが、3位を獲得した回数まで同じだった場合は国際自動車連盟(FIA)が決めるというルールがあったような気がする。 もし、このケースでFIAが決める事になった場合は、どっちがワールドチャンピオンになるのだろうか、非常に気になる… ▲
by utmich
| 2007-10-19 03:37
| F1
今年Williamsのドライバーを務めていたAlexander Wurzが先日行なわれた中国GPを最後に引退する事になった。
Wurzといえば、左右違う色の靴がトレードマークだった。 というのも、カートレース時代、友人に片方の靴を隠され、仕方なく片方だけ別の靴を履いてレースに出たら優勝した事があり、以来験担ぎのため左右違う色の靴を履くようになった。 だが、Benetton(現・RENAULT)からMcLarenに移籍した際に、チーム監督のRon Dennisにやめろと言われた為、以来Wurzは左右違う色の靴を履いていない。 Williamsに移籍した現在も左右違う色の靴を履いていない。 それにしても、今年の開幕戦の時のRBRのDavid Coulthardとの交錯のときは本当に危なかった。 というも、、Wurzの目の前にCoulthardのマシンが横から飛んできたからである。 あと数センチずれていたら確実にWurzの首がもげていただろう… そのとき、咄嗟にWurzがステアリング(ハンドル)から手を放したことに、私はF1ドライバーの反射神経の凄さを改めて実感した。もし、ステアリングを握ったままなら手を骨折していたことだろう。 それにしても、F1ドライバーとして不利な体型である187cmという長身(コクピットが狭くなるから)でよく頑張ったものだ。 ちなみに今年出場しているドライバーで180cmを超えるドライバーは、 Jenson Button(HONDA)183cm Robert Kubica(BMW)184cm David Coulthard(RBR)183cm Mark Webber(RBR)184cm Adrian Sutil(Spyker)183cm できれば、最終戦のブラジルGPまで出てほしかった… さて、最終戦のブラジルGPでWurzの代役として出場するのは、Williamsのテストドライバーであり、今年GP2に出場していた中嶋一貴が出場することになった。 ちなみにこの日はFormula Nippon第8戦が行なわれる日である。 Formula NipponでPIAA NAKAJIMA RACINGの小暮卓史かLoic Duvalが優勝し、F1で中嶋一貴が入賞してくれれば最高だが(今年WilliamsはWurz、Nico Rosberg両者とも入賞しているので不可能とはいえないはず)、果たして… ▲
by utmich
| 2007-10-10 03:24
| F1
F1中国GPが行われる上海インターナショナルサーキットは、8月上旬に起こった嵐によりスタンドの一部が倒壊し、一時はF1開催までコース上に散らばった破片を片付けるのに間に合わないかもしれないとのことで開催が危ぶまれていたことがあったが、なんとか間に合い予定通りに開催することが出来た。
だがしかし、台風15号が現地に襲い掛かってきている。 前回の日本GPは大雨の中行われたが、それ以上に大変なことになりそうな気がする。 それより、軽金属を使用しているのでは、といわれているスタンドが大丈夫なのか気になる… ちなみに、2004年日本GPは台風の影響でたぶんF1史上初の土曜日に行われる予選がキャンセルされ、急遽日曜日の朝に行われたことがあった。 スターティンググリッドを見てみると、Pole PositionはHamilton、以下、Raikkonen、Massa、Alonsoと続いている。 天気予報によると、フォーメーションラップ開始あたりに雨が降り出すとのことである。 スタート時のタイヤは、ほとんどが小雨用タイヤである。 そして、フォーメーションラップが開始された。 このとき、すでに雨は降り出し、東からの風が強くなってきた(ホームストレートでは追い風)。 そして、56周で争われるF1中国GP決勝レースがスタートした。 1コーナーを抜けたとき、4番グリッドからスタートのAlonsoが3番グリッドからスタートのMassaを軽く接触しながらも交わしたが、その後、AlonsoはMassaに抜き返された。 その頃、TOYOTAのR.Schumacherがスピンしていた。 その後2周目には、HONDAのBarrichelloとSUPER AGURIのDavidsonがクラッシュした。 そして、だんだんに雨が強くなりだし、走行時の水しぶきによりだんだんに視界が悪くなり出してきていた。 だが、その後雨は段々に小降りになってきた。 1位Hamiltonと2位Raikkonenとの差がだんだんに広がり、3位Massaはなかなかペースが上がらず結果4位Alonsoを抑えている形になっている。 12周目のとき、3分以内に雨が降り出すとの情報が入った。 コース上は乾きだし、雨用のタイヤは傷みやすいのでわざと水溜りのあるところを走ってタイヤを冷やすシーンが見られるようになってきた。 14周目、Davidsonがマシントラブルによりリタイヤした。 先程のBarrichelloとの接触が影響したか? 15周を終えたとき、Hamiltonがピットインした。(どうりで速いわけだ…(空タンクで)) タイヤは用意してあったが、タイヤ交換をせずにピットアウトした。 なぜだ?左前輪の溝はなくなっていたのに… まさかスリックタイヤの代わりとして使うつもりか? 16周を終えたとき、Massaがピットインした。Massaもタイヤ交換を行わなかった。 翌周にAlonsoがピットインしたが、Alonsoもタイヤ交換を行わなかった。 さらにその翌周、Raikkonenもピットインした。当然タイヤ交換は行わなかった。 その一方、コース上でミスするシーンが多い中、SpykerのSutilがスリップしてコースアウトしてしまった。 コース上のレコードラインがだんだんに乾きだしてきたその頃、 20周目に、10分後に雨が降るとの予報が出た。 22周目にR.SchumacherがSTRのLiuzziを交わそうとしたとき、2度目の接触でスピンオフした。 23周を終えたとき、RBRのWebberがピットインし、タイヤを晴れ用に替えた。 みんなはまだ早いかどうかを見るためにWebberに注目することだろう。 その後、R.Schumacherがピットインしたが、タイヤ交換の際にタイヤが転がっていってしまった。 TOYOTAはペナルティか? と、そのとき、26周目にWilliamsのWurzが1位のHamiltonより速いタイムを出していた。 Wurzはたぶん晴れ用のタイヤで出ていたことだろう。 その後、続々とピットインし、晴れ用のタイヤに替えていた。 と、そのとき、急激に雨が降り出し、Hamilton、R.Schumacher、Sutilなどミスしたドライバーが次々と出だした。RaikkonenはHamiltonを交わそうとしていたが、黄旗追い越し禁止区間のため交わすことが出来ない状態であった。 その後、RaikkonenはHamiltonを交わし、1位になった。 そんな中、3位のAlonsoがだんだんに追い上げてきていた。2位Hamiltonの差を1周で4秒も縮めていたこともあった。 一方、1位を走っているHamiltonは左後輪がおかしくなってきた。 そして、Hamiltonはピットロードに入ったが、コースアウトしてしまい、そのまま動けなくなってしまいピットに戻れなくなってしまった。 マーシャルに押しがけを要求していたが、前輪が浮き上がり、マシンの底面が地面についている状態だったため、押しがけで動かせる状態ではなかった。 そして、Hamiltonはマシンを降りた。 今回Hamiltonは0点に終わった… その後、1位のRaikkonenがピットインし、2位だったAlonsoもピットインしたため、1位になったのはBMWのKubicaだったが、Kubicaも突然コースオフし、そのままリタイヤしてしまった… さらにその後、HONDAのButtonがSTRのVettelを交わして4位に上がった。 VettelはButtonに交わされたとはいえ、予選のときの危険走行により5グリッド降格ペナルティを受けた状態であり、しかもチームメイトのLiuzziはその1つ後ろの6位を走っている。STRにとってはかなりいい位置につけている状態であるといってもよいだろう。 残り20周になったそのとき、これから先30分は雨が降らないとの予報が出た。 その後、4位Buttonは3位Massaとの差をだんだんに詰めていた。 だが、残り14周というときにButtonはピットインした。 そして、後方では順位争いが繰り広げられている中、上位3台は最後まで順位が変わらないままレースが終了した。 優勝はRaikkonen、2位はAlonso、3位は終盤にFastest Lapを更新していたMassa、 そして、4位はなんとVettelだった。 Buttonが5位に入ったことにより、HONDAはコンストラクターズランキングでSUPER AGURIを抜いた。 8位 HONDA 6点 9位 SUPER AGURI 4点 これにより、上位3人のドライバーズポイントは 1位 Hamilton 107点 2位 Alonso 95点(12点差) 3位 Raikkonen 90点(17点差) だったのが、 1位 Hamilton 107点 2位 Alonso 103点(4点差) 3位 Raikkonen 100点(7点差) となった。 次回、3人の運命がかかっているF1最終戦ブラジルGP決勝レースは日本時間10月21日26時(10月22日2時)スタートです。 上位3人にも頑張ってもらいたいが、母国GPとなるMassa(昨年優勝)とBarrichelloにも頑張ってもらいたいと思います。 3人のワールドチャンピオンライン Hamilton----2位以上 Alonso------優勝 Hamilton----3位~5位 Alonso------2位 Raikkonen---優勝 Hamilton----6位~7位 Alonso------3位 Raikkonen---2位 Hamilton----8位 Alonso------4位 Hamilton----入賞圏外 Alonso------5位以下 Raikkonen---3位以下 優勝 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 圏外 Hamilton 117 115 113 112 111 110 109 108 107 Alonso 113 111 109 108 107 106 105 104 103 Raikkonen 110 108 106 105 104 103 102 101 100 ▲
by utmich
| 2007-10-07 17:44
| F1
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