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F1 USA GP

私は今回のUSA GPはいろいろ楽しみだった。
何が楽しみだったかというと、
ドクターストップのBMWKubicaに代わって出場する今回がデビュー戦である7番グリッドからスタートのBMWVettelがどこまでやってくれるか、
今回が母国GPでありこれが最後にシートを明け渡すことになるとうわさされている20番グリッドからスタートのSTRSpeedはどうなるのか、
などといろいろ楽しみだった。

それにしても、現地はかなり暑いようで気温36度、路面温度59度、湿度34%という表示が出ていた。(実際はもう少し温度が低かったらしい)

スタート時のタイヤはほとんどがソフトでスタートする中FerrariRaikkonenSUPER AGURIDavidsonSTRLiuzziがハードである。
また、RaikkonenはソフトタイヤはUSEDしか残っていないとのことだった。

スタート後、Vettelが軽くコースオフをしただけで大きな混乱はないと思っていたら、TOYOTAR.SchumacherRBRCoulthardHONDAButtonBarrichelloの4台が接触してしまった。R.Schumacherはその場でマシンを降り、Coulthardも1周終えた時点でピットインしてマシンを降り、Barrichelloも2周終えた時点でピットインてマシンを降りた。Buttonは特に影響がないようでそのまま走り続けている。

しばらく経ったそのとき、SUPER AGURI佐藤琢磨が黄旗区間で追越をしたとのことでドライブスルーペナルティを受けることとなった。
この後ペナルティを受けなければならない佐藤は14周目でスピンしてしまい、その後グラベル(サンドトラップ)につかまって出られなくなったためリタイヤすることに。
佐藤はペナルティを受けずにリタイヤしたので、次回のフランスGPは10グリッド降格というペナルティとなった。
佐藤含めソフトタイヤで走っている人で1ストップ作戦を取っているほとんどの人は重量のせいか後輪が限界になってきているようだ。
それもあってか、10位のVettelと11位のLiuzziとの差が20秒以上離れていた。
Liuzziが後ろの人たちをブロックしているようにも思えたが、あの中でLiuzziがほかの人たちより速いため後ろの人たちが抜けないとも思えた。

そのとき、コース上に青い布が舞っていた。観客がハンカチでも落としたのだろうと思ったら、
なんと、オフィシャルが青旗をコースに落としてしまった!
なにやってるんだ!レースをぶち壊す気か!!
まさかSCが出るのではないかと思ったが、SCは出ずにすんだようだ。

20周を終えた時点で、2ストップ作戦を取っている上位陣が次々とピットインしてきた。
ソフトからソフトに交換している人が多い中、BMWHeidfeldがハードタイヤに変えていた。
Raikkonenはハードからソフトに変えた。

30周を過ぎたとき、ホームストレート上を見てみると、先ほどの青旗がまだ落ちているままだった。
レコードライン上ではないとはいえ、気になるものは気になる。

レースが半分を消化したころ、2位のMcLarenAlonsoが1位のチームメイトのHamiltonをかわそうといったシーンがあったが、結局Hamiltonは1位を譲らなかった。

40周を消化したとき、WilliamsRosbergがピットインしたが、給油ノズルが給油口からなかなか抜けないといったことがあり、4秒くらい余計に時間がかかってしまった。

44周を消化したとき、まだピットインしていなかったWilliamsWurzHONDAButtonがやっとピットインした。
Wurzは何の問題のなくピットアウトしたようだが、Buttonはかなり時間がかかっていたようだった。
ピットクルーが何かミスしたのだろうか?

57周目にBMWHeidfeldがギヤボックスのトラブルによりコース脇にマシンを止めリタイヤした。
その1分後くらいに画面に映ったのは、いすに座っているHeidfeldだった。
アメリカのオフィシャルはこういうときのためにいすを用意しているものなのだろうか?

61周目のとき、RBRWebberTOYOTATrulliを狙っていた。
そして全開区間のオーバルコース部分に差し掛かったときだった、WebberTrulliを交わした、と思ったらその後の1コーナーでWebberがコースオフしてショートカットしてしまった。このままではWebberはペナルティを受けなければならないので(Trulliとの差がかなり広がったため)Trulliに前を譲る羽目に。だが、Webberのすぐ後ろにはVettelがいた。Webberがコースオフしたことによりタイヤに芝が付着したためVettelに抜かれるのではと思ったが、Webberはそのまま譲らなかった。

残り5周というときに6位を走っていたWilliamsRosbergのマシンから火が噴出した。
Indianapolisはエンジンに厳しいサーキットといわれているが、今回はエンジンではないらしい。
Rosbergは残り4周でリタイヤすることに。
今回、Rosbergはついていなかったようだ…
STRLiuzziも残り2周でリタイヤした。

そしてレースは終了し、McLarenHamiltonが前回のカナダGPに続いて2連勝となった。
2位はAlonsoで、McLarenは今期3回目の1-2フィニッシュとなった。
3位にはMassa、4位にRaikkonenが入った。
上位4人がポイントランキング順の順位になったことにより、HamiltonAlonsoと10点差、Massaと19点差となった。戦線離脱かといわれたRaikkonenは26点差と上位4人それぞれの差が前回より広げられた。
今回がデビュー戦のVettelも8位入賞を果たした。
母国GPのSpeedは2周遅れの13位となった。次回は出られるのだろうか?

そして、3人が表彰台裏にいたときのことだった。
なんと、Hamiltonがカメラにキスをした。
Hamilton、おまえはMassaか!!
Hamiltonにマネをされた(?)Massaはカメラに向かって舌を出していた。

さて、ここ最近McLarenAlonsoHamiltonに対する扱いの差のことが話題になっている。チーム代表のRon Denisは2人には平等に扱っているということを言っている。
McLarenは上位3人の記者会見の際、シャンパンファイトの後でシャンパンに濡れている状態で出るのはみっともないとの理由で記者会見用レーシングスーツというものがある。
記者会見用レーシングスーツは上半身のみのものであり、袖についているスポンサーのワッペンはテレビに映りやすくするために少し前のほうについている。
ちなみにこれはいつからやっていたかは知らないが、Coulthardが所属していたころにはすでにやっていることは確認済みである。
だが、今回の記者会見の模様を見てみると、記者会見用レーシングスーツを着ていたのはHamiltonだけで、Alonsoは記者会見用レーシングスーツではなかった。
チームが失くしたのか用意しなかったのかあったけど出さなかったのかわからないが、やっぱり扱いに差があるのだろうか、と私は思った。


最後にもう1つ突っ込んでおきたいことがある。

コラー!CX長坂!!
確かに今回はUSA GPである、だからといって…
ネクタイがアメリカ国旗のネクタイとはどういうつもりだ!?
思わずそっちのほうに目が行って、話を聞く余裕がなくなってしまったじゃないか!!
最初と最後しか映らないから少しでも目立とうとでも思っていたのだろうか?
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by utmich | 2007-06-18 04:45 | F1

ドクターストップ

6月17日に決勝レースが行われるF1 USA GPでBMWは6月10日に行われたカナダGPで大クラッシュしたKubicaに代わってテストドライバーのVettelを起用する事になった。
Kubicaはマシンが原形をとどめなくなる程の大クラッシュしたにもかかわらず奇跡的に脳震盪と捻挫だけで済み(骨折はしていない)、その後入院した翌日に退院したときは自分で車を運転して病院を後にするくらいだったこともありKubica本人はUSA GPに出場する気満々だったが、ドクターストップによりUSA GPは出場できなくなった。
7月1日に決勝レースが行われるフランスGPについては未定との事である。

私は今回Kubicaは休むべきだと思っていた。
いや、私だけではなく誰もが思っていることだろう。
それにしても、Kubicaがあのようなクラッシュをしたわりには脳震盪と捻挫で済んだことにより、現在のF1マシンの安全性の高さを改めて実感しました。
10数年前のマシンだったら確実に死んでいたことだろう…
逆に言えば、1994年のときに既に現在のマシン位の安全性があったなら、44歳のRoland Ratzenbergerと47歳のAyrton Sennaがいたことだろう…
Kubicaが22歳で死ななくて本当に良かったと思う。

ちなみにVettelはもうすぐ20歳である。
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by utmich | 2007-06-16 03:33 | F1

大波乱のF1カナダGP

今回のカナダGPでPole Positionを獲得したのはなんと新人のMcLarenHamiltonだった。HamiltonにとってはこれがF1初のPPとなる。
それにしても、初めてのサーキットでよくPPがとれたものだ。
今度こそHamilton初優勝となるのだろうかと私は期待していた。

スタート時のタイヤを見てみると、今回は全員ハードタイヤでスタートするようだ。
決勝レースが開始されたが、15番グリッドのHONDAButtonがエンジンストールでスタートできなかった。
その後、McLarenAlonsoが大きくコースオフしてしまった。
Buttonはピットに戻されエンジンをかけなおそうとしたが、なかなかエンジンがかからなかった。その後、Buttonはマシンを降りた…

その後、RBRWebberBMWKubicaを抜こうと試みたが、ミスしてスピンオフしたため大きく順位を落としてしまったが、その後Webberは次々と抜いていった。
STRSpeedが前を走っていたWilliamsWurzに接触した影響でSpeedはリタイヤしてしまった。
Speedは次回の母国GPであるUSA GPを最後にほかのドライバーと交代させられるのではと噂されている。Speedの運命やいかに?
一方Wurzはリヤウィングの翼端板がちぎれていた。ピットに入って直してきなさいということを示す黒字にオレンジの丸のオレンジディスクフラッグがでてもおかしくないように思えるのだが…
そのころ(13周消化時点)、1位のHamiltonと2位のBMWHeidfeldとの差が10秒以上も広がっていた。3位のAlonsoは4位のFerrariMassaとの差が少しずつ縮められている中また軽くコースオフしていた。
その後Alonsoはまたコースオフしてしまい、ついにMassaに交わされてしまった。
どうもAlonsoのマシンは後輪あたりがおかしいようだ。
18周目あたりにはHamiltonの前にはすでに周回遅れにされそうなSpykerAlbersが見えてきた。

20周目に早くも2位を走っていたHeidfeldがピットインした。
カナダGPは70周で行われるので、Heidfeldは2ストップ作戦に出たと思うが、その割にはまだ早い感じがする。
その翌週には1位を走っていたHamiltonがピットインした。Hamiltonはガソリンをあまり積んでいなかったようだ。
だが、その後なんとSpykerSutilが壁に激突した影響でSafety Car(SC:先導車)が入ることになった。
実はこのときAlonsoがピットインしていた際に給油していた。最悪な場合はAlonsoはペナルティとなる。
Hamiltonにとってはせっかく広げた差がなくなってしまうことになる。
そして、閉鎖されていたピットレーンが開かれた。(給油が許可される)
MassaSUPER AGURI佐藤琢磨など次々とピットインしてきた。

そして、SCがピットに入りレースが再開されたときのことだった。
なんと、BMWKubicaTOYOTATrulliと接触し、Kubicaは壁に激突し、その反動でKubicaのマシンは激しく1回転半横転した…(コース脇に止まっていたSpeedのマシンがジャンプ台になっていたようにも見えた)
当然SCが出ることに。(ていうか赤旗出せよ…)
AlonsoWilliamsRosbergに10秒ストップペナルティが課せられたことや、SCが出ている間に一度ソフトタイヤに履き替えて、その後またハードタイヤに履き替える人が次々と出てきたことがあったが、私の中ではもうそれどころではなかった…
1994年に死者が2人出て以来、マシンの安全性が強化された。その中にコックピット周辺にクッションをつけることになった。そして、数年前(確か2004年ごろだったと思う)から頭頸部保護装置(HANS)の装着が義務付けられたとはいえ、Kubicaは大丈夫なのだろうか、非常に心配だ…
Kubicaの首が左右に大きくふれていたくらいの衝撃だったから…

そして再びSCがピットに入ってレースが再開された。
順位は大きく変動し、1位はHamilton、2位はHeidfeld、3位と4位にはAlonsoRosbergがいたが、2人はこの後10秒ストップペナルティを受けることになった。
その後、5位を走っていたSUPER AGURIDavidsonが緊急ピットインした。なんと、野生のビーバーがコースを横切って接触してしまったことが原因らしい。
そのころ、TrulliRosbergが2人同時にスピンした。接触していたように思えたが実際2人は接触していなかった。
Rosbergがなかなかコース復帰できなかったことによりまたSCが出るのではないかと思われたが、Rosbergがコース復帰できたことによりSCは免れた。

気が付いたときにはレースは40周以上を消化していた。
そして、なんと佐藤が6位にいた。
そのとき、5位を走っているRENAULTFisichellaと4位を走っているFerrariMassaが審議にかけられているという情報が入ったが、2人は何をしたのだろう?
残り23周というところで、2位のHeidfeldがソフトタイヤに履き替えた。
その翌週に1位のHamiltonもソフトタイヤに履き替えた。だが、Hamiltonは残り22周なのに17周分のガソリンしか積んでいなかったようだ。
タンクに5周分残っていた状態で入れたのだろうか?
またSCが出るのではと思って早めに入れたのでは?という見方もあった。
と、そのときなんと3度目のSCが入ることになった。
原因はSpykerAlbersが壁に接触した影響でフロントウィングを壊してしまい、さらに自分で破片を引きずってしまいコース上に散乱させたことによるものだった。
実はこのとき佐藤がタイヤ交換と給油のためにピットインしていた。だが、SCが出てしまったため給油ができなくなってしまい、この後もう一度ピットに入る羽目にあってしまった。

と、そのとき、FisichellaMassaに黒旗が出た。原因はピットレーン出口の赤信号無視によるものだった。

そして残り16周というときにSCがピットに戻りレースが再開された。
そのとき今頃になってRBRWebberが給油のためにピットインした。Webberは大損することに…
とそのときなんと、STRLiuzziが壁に接触してしまった。
被害は軽かったが4度目のSCが出ることに…
その直後あたりにTrulliがタイヤバリアに激突してしまったようだ。
さて、3位を走っているHONDABarrichelloはまだハードタイヤしか履いていないため、この後ソフトタイヤに履き替えなければならない。
よって、この後4位以降の数台の順位が1つ上がることは決まっている。
ということは、9位を走っている佐藤に入賞のチャンスが出てきたということになる。

残り10周でSCがピットに入りレースが再開された。
このとき、8位のAlonsoが巻き返しを図っていた。
まず、TOYOTAR.Schumacherを交わし7位に上がり、その後、FerrariRaikkonenを交わそうと試みていた。
そのRaikkonen前にいるのはなんと、最後尾スタートのRENAULTKovalainenである。
9位の佐藤も8位のR.Schumacherを交わそうと試みているが、なかなか交わせなかった。
残り7周でやっとBarrichelloがソフトタイヤに履き替えた。
これで佐藤が入賞圏内に。
その後佐藤R.Schumacherを交わして7位に上がった。
そして、佐藤の前にいるのはなんとAlonsoである。
佐藤Alonsoの差がだんだん縮まってきているが、残り3週で抜けるか?
と思ったら、佐藤Alonsoを抜いて6位に上がった。
佐藤Alonsoを抜く貴重な画は今後見られるのだろうか?


そしてこのままレースは終了し、Hamiltonが初優勝を果たした。
かなり緊張していたため水を大量に飲んでいたHamiltonの父もほっとしたことだろう。
2位はHeidfeld、そして3位はなんと、Wurzが入った。
ドライバーズランキングはHamiltonが48点となり、2位のAlonsoと8点差、3位のMassaとは15点差となった。

ちょうどそのころ、Kubicaは足を骨折していたという情報が入った。
頭部のこともあり、ゆっくり休んでいてください。
ということは、次回の来週開催されるUSA GPは誰が出るのだろう?
たぶんSevastian Vettelではないかと思うのだが…

それにしても、カナダ人のJacques Villeneuveがいないのに観客席が超満員とは…
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by utmich | 2007-06-11 05:20 | F1

Formula Nippon第4戦

6月10日に行われたFormula Nippon第4戦はかつてF1が2回開催されていた岡山国際サーキットで行われた。
意外にも岡山で国内のトップフォーミュラが開催されるのは前身の全日本F3000などを含めても今回が初めてである。
今回は3.703kmを68周で行うため走行距離は約250kmであり無給油で走りきることが可能であるが、今回は最低1回のピットストップが義務付けされている。
開始直後に入って済ませるのか、中間あたりで入るのか、チームによって意見が分かれそうだ…

さて、今回はPIAA NAKAJIMA小暮卓史が今年初のPole Positionを獲得した。
小暮は昨年PPを5回獲得したが、決勝レースはすべて開始直後にリタイヤしてしまったために“一発屋”などと呼ばれていた。今回はそうであってほしくないと思っているが、果たしてどうだったのだろうか?

決勝レースが開始された。
ところが、小暮がスタートに失敗し、2番グリッドのINGINGRonnie Quintarelliに抜かれ、3番グリッドのMobilecast IMPUL松田次生にも抜かれてしまった。
そんな中SG 5ZIGEN吉本大樹がエンジンストールでスタートできなかった。
その後、DHG TOM'SAndre Lotteror荒 聖治が同士討ちしてしまい、それにARTA井出有治などが巻き添えを食らってしまった。はコース復帰できたが、Lotteror井出がコース上に止まってしまった。パーツがかなり散らばっていたこともあり、その影響でSafety Car(SC:先導車)が出ることに。
SCが出ているときに小暮や接触の際にのマシンに乗り上げられたArabian Oasis IMPUL本山 哲などがピットインした。ピットインしたということは、この後無ピットに入らずに走りきってもよいということになるが、果たしてもう1回入るのだろうか?

SC解除後しばらく経った後、松田が失速しだしたが、特に問題なく元に戻ったようだ。ミスでもしたのだろうか?。
その後、ARTA金石年弘が失速したが、こっちはマシントラブルにより、リタイヤした。

CARCHS KONDO柳田真孝DoCoMo DANDELIONBjorn Wildheimがピットストップしてきた。満タン(といっても最高122リットルまで)で積んでピットインの際に少なめに給油するのではないかとの見方があったようだが、ピット作業の際人数制限されているFormula Nipponでは、タイヤ交換だけで15秒くらいかかるので、最初から満タンで積む必要はなかったようだ。
そのころ中団では11位の吉本を先頭に、Arabian Oasis IMPUL本山Michael KrummPIAA NAKAJIMALoic Duvalの5台並んで走っていたところがあった。
これを見た実況アナウンサーは“吉本大樹レーシングスクール”と表現していた…
その後、吉本を抜いた。本山吉本を抜こうと試みたが本山Krummに抜かれた。
この中断グループにWildheimも後ろから付いていった、というより追いついたといったほうがよいだろう。
そしてWildheimDuvalを抜いた。
吉本はこの後、Krummに抜かれ、その直後本山に抜かれ、そしてさらにその直後Wildheimに抜かれた。

39周を消化したころ、雨が降り出してきた。
路面が滑りやすくなっていることを示す黄色と赤のストライプのオイル旗が掲示されている箇所も見られた。
このままスリックタイヤで走り続けるか、レインタイヤに履き替えるべきか、吉凶の分かれ目である。
そのとき、CARCHS KONDOJoao Paulo Lima de Oliveiraがタイヤ交換と給油のためにピットに入ったが、履き替えたタイヤはスリックタイヤだった。
そして先頭では、1位を走っているQuintarelliの前に周回遅れが見えてきた。下手すれば2位のMobilecast IMPULBenoit Treluyerと3位の松田との間が縮まることもありうる。
そのとき、Treluyerがピットに入った。翌週に周回遅れにてこずっていたQuintarelli松田もピットに入った。ピットインを終えた後の3人の位置関係は変わらなかった。ちなみに3人ともスリックタイヤでした。
そのころ、6位を走っていたJ-P.de Oliveira小暮に襲い掛かってきた。早々とタイヤ交換を済ませていた小暮はタイヤが厳しくなってきたこともあり、その後de Oliveiraに抜かれてしまった。
そして、50周目にタイヤ交換をまだしていなかったため見た目上1位を走っていたTeam LeMans片岡龍也がやっとピットに入った。
片岡Wildheimのすぐ前にコース復帰したため、この後2人のバトルが繰り広げられていた。Wildheimはタイヤがまだ温まっていない片岡を抜こうと必死になっていたが、なかなか抜けないどころか差が広がってきていた。ちなみにこの2人はGTではチームメイト同士である。
その後片岡は前にいた本山を交わし、さらにその前にいたKrummも交わそうと試みていたが、片岡が軽くミスしてしまい、本山に追いつかれてしまった。

一方、先頭では3位の松田が一時は2位のTreluyerの真後ろにいたが、また失速していた。やっぱりトラブルを抱えていたのか?
2位のTreluyerは1位のQuintarelliとの差をだんだんに広げられていた。

そしてQuintarelliは、Formula Nippon初優勝を果たしました。
INGINGとしても初優勝となりました。
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by utmich | 2007-06-11 05:12 | Formula Nippon