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非常に危険だった雨のF1モナコGP

私は、今回のモナコGPがどうなるかが非常に楽しみである。
というのも、今回で200戦目となるFORCE INDIAFisichellaが無事完走できるか、ということである。
最近接触事故を起こすことの多いFisichellaだが、果たして今回は道幅の狭いモナコで事故を起こさずにすむかどうか、非常に心配である。
また、今回はWilliamsFrank Williams監督が600戦目でもある。
Rosberg中嶋一貴の2世ドライバーコンビが2人とも入賞できるかどうかが楽しみである。
そういえば、Williamsは1996年もDamon HillとJacques Villeneuveの2世ドライバーコンビだったことがあった。
ちなみにこの2人にはある共通点が2つあり、1つは親が事故死(Hill:飛行機事故、Villeneuve:予選中にクラッシュ)であるということ、そしてもう1つはWilliamsでワールドチャンピオンになったことである。
また、今の2世ドライバーコンビと1996年の2世ドライバーコンビはどちらも2人のうちの1人の親がワールドチャンピオンになったことがあるという共通点がある。
Williamsの2世ドライバーコンビの話はこの辺にしておこう。

さて、今回Pole Positionを獲得したのFerrariMassa、予選2位はFerrariRaikkonenということで、FerrariのFront Rowとなった。
予選10位のCoulthardはギヤボックス交換ペナルティにより15番グリッド、予選18位のSTRVettelもギヤボックス交換ペナルティにより19番グリッドからのスタートとなった。
今回200戦目となったFisichellaもギヤボックス交換ペナルティにより最後尾グリッドからのスタートとなった。

現地は雨が降り出し、ウェットコンディションとなった。

フォーメーションラップ開始時に、4番グリッドのMcLarenKovalainenのマシンが動かないためマシンがピットに押し戻され、ピットスタートとなった。
また、タイヤはみんなが小雨用を履いている中、RENAULTPiquet Jr.だけが大雨用を履いていた。

そして、78周で争われるモナコGPがスタートした。
2番グリッドからスタートのFerrariRaikkonenがスタートに失敗し3位に落ちた。
名物のヘアピンでWilliamsRosbergRENAULTAlonsoに軽く追突しフロントウィングを壊してしまった。
HONDAButtonBMWHeidfeldのマシンに軽く追突しフロントウィングを壊してしまった。

雨が次第に強くなってきたせいか、TOYOTAGlockが最終コーナーでスピンして両サイドのウォールにマシンをぶつけてしまった。
その後、Glockはピットでウィングを交換し、さらにタイヤを小雨用から大雨用に履き替えた。
McLarenHamiltonもウォールにぶつけてしまい、Hamiltonの右後輪がなくなっていた。
その後、Hamiltonはピットに入ったが、タイヤは右後輪1輪だけを交換した。というわけで、小雨用のままである。

次第に雨が強くなり、路面上に水が浮いてきた影響でAlonsoもウォールにマシンをぶつけて右後輪が外れかかった。
RBRCoulthardもウォールに当たってしまい、STRBourdaisが先ほど止まったCoulthardのマシンに追突してしまった。

そして、ついにSafety Carが出ることになった。

SCがピットに戻るころ、スタート3分前にRaikkonenのマシンにタイヤがまだ装着されていなかったことが判明し、2位を走っていたRaikkonenはドライブスルーペナルティを受ける羽目にあった。

14周目にヘアピンでAlonsoHeidfeldと接触し、さらに後ろからWebberAlonsoと接触してしまい、ヘアピン周辺は大渋滞となった。
その渋滞の中でRosbergがまたしてもウィングを壊してしまい、2度目のノーズ交換となった。

一方、1位を走っているMassaはスピンしてしまい、その隙に2位を走っていたBMWKubicaが1位に上がった。
その後、Heidfeldがスローパンクを起こしたり、Piquet Jr.中嶋に軽く追突したり、あちらこちらでトラブルが起きていた。
雨のモナコは非常に危険である。
そんな中、周囲のトラブルをくぐり抜けてきたのか、なんとFORCE INDIASutilがいつのまにか6位に上がってきていた。

25周目に1位を走っていたKubicaがピットに入った。
Kubicaがコース復帰したころ4位を走っていたRaikkonenがウォールに当たってしまった。Raikkonenは翌周、ウィングを交換するついでにタイヤ交換を給油を行った(タイヤ交換と給油はもともと予定通りだったかもしれないが)。

30周目にMassaがタイヤ交換と給油を行った。
Kubicaがピットに入った後にペースを上げていたMassaは余裕でKubicaの前でコース復帰した。

39周目のとき、またしてもGlockがスピンしてバリアに接触してしまった。
その頃、今回が200戦目のFisichellaもマシンを降りていた。今回Fisichellaは他人を巻き添えにしなかったようだ。

それからしばらく経ったとき、6分後に雨が降るとの天気予報が出ていた。
だが、47周目にAlonsoが3度目のピットインでタイヤを晴れ用(USED)に履き替え、その翌周にPiquet Jr.も大雨用から晴れ用に履き替えた。
さらにその後、RBRWebberButtonKovalainenも晴れ用のタイヤに履き替えていた。
どうやら、みんなは天気予報に反して雨は降らないとみているようだ。
だが、すでに晴れ用に履き替えた人は苦しんでいるようで、その中のPiquet Jr.が挙動を乱してウォールに当たってしまいマシンを降りた。

その後、晴れ用に履き替えた中で唯一ソフトタイヤを履いていたGlockのタイムがほかの人たちのタイムより速かったため、雨用または晴れ用(ハード)からソフトに履き替える人が次々と出てきた。

62周目にRosbergが派手にクラッシュしてしまい、コース上にパーツが散らばってしまった。
このため2度目のSCが入ることに。
HeidfeldRosbergのパーツを踏んでしまったのか、タイヤ交換を行った。ちなみにハードからハードに交換した。
そのHeidfeldが3周遅れであったため隊列が整うまでに時間がかかり、SCがピットに入りレースが再開された時は残り10周となっていた。
だが、そのとき残り時間が11分になっていた。
ところが、5位を走っていたRaikkonenが挙動を乱し、4位を走っていたSutilに追突してしまった。
その後2台ともピットに入ったが、Raikkonenは9位でコース復帰できたが、Sutilはリタイヤしてしまった。
RaikkonenのせいでSutilの自己最高位とFORCE INDIAの初ポイント獲得が消えてしまった。
だが、この2台が消えたため、なんと中嶋がまた入賞圏内に戻ることができた。

そして、スタートから2時間が経過し、この時点でFINAL LAPとなった。
そして、Hamiltonが優勝した。
2位にKubica、3位にMassaが入り、この時点でMassaがポイントリーダーとなった。いっぽう、ポイントリーダーだったRaikkonenは9位だったため今回は0点に終わった。
4位にWebber、5位にSTRVettel、6位にHONDABarrichello
そして、7位に中嶋が入った。

最後にもう1つ突っ込んでおきたいことがある…
コラー!表彰台横の上位3位の国旗を取り付けた人!!
2位のKubicaのポーランド国旗がさかさまになってモナコ国旗になっていたじゃないか!!
モナコは赤が上、ポーランドは白が上だぞ!わかったか!?

by utmich | 2008-05-25 23:39 | F1
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