5月13日にF1スペインGPが行われた。
McLarenのAlonsoにとっては凱旋レースとなる。 昨年は優勝したが、今年はどうなるのだろうか、楽しみだ… スタート時のタイヤを見てみると、STRのSpeed以外全員がソフトタイヤだった。そういえば、前回のバーレーンGPのときもSTRのLiuzziだけ違うタイヤでスタートしていた。 STRなりの作戦なのだろうか? そして、フォーメーションラップが開始された。だが、フォーメーションラップ終了後に6番グリッドのTOYOTAのTrulliがマシントラブルで動けなくなった。すぐにフォーメーションラップのやり直しが行われ、Trulliはピットスタートとなった。 せっかくチーム史上最高位グリッドからのスタートだったのだが… そして、レースがスタートした。スタート後の1コーナーで2番グリッドからスタートのMcLarenのAlonsoがPPからスタートのFerrariのMassaを2コーナーで交わそうとしたらMassaに弾き飛ばされてしまった。そのままコース復帰したもののAlonsoは順位を2つ落とすことになった。 その後WilliamsのWurzが前にいたTOYOTAのR.Schumacherに追突してウィングを壊してしまった。その後2人はピットに入り、R.Schumacherはコースに復帰したが、Wurzはそのままリタイヤした。 その後、RBRのWebberが、TOYOTAのTrulli、そして3位を走っていたFerrariのRaikkonenが続けてリタイヤしたり、Speedの左後輪がWurzのマシンの破片を踏んだことにより突然バーストしてしまったことなどがあり序盤は大波乱となってしまった。 そして、1回目のピットストップのラッシュが始まった。 その中でMassaのピット作業の際になんと、給油口から給油機のノズルを抜く際にガソリンが少しもれて発火してしまった。Massa本人はこれに気づいていなかったようだ… その後、なんとHONDAのButtonがピットアウトした際に、なんとチームメイトのBarrichelloと接触してしまい、ウィングを壊してしまった…。これによりButtonはもう一度ピットに入る羽目にあった。 だが、このあともっとすごいことがおきてしまった。 それは、BMWのHeidfeldがピットインしたときに起こった。 なんと右前輪のタイヤ交換がまだ終わっていないときにHeidfeldを走らせてしまった。 Heidfeldはすぐに止まり、付け直すのを待っていた。前隣にいたTOYOTAのピットクルーがHeidfeldのマシンから落ちたナットを拾ってBMWのピットクルーたちに教えるようにして見せていたが、BMWのピットクルーは誰一人と動かず、Heidfeldは右前輪が締まっていないままコース復帰する羽目に合った。 そしてその周回後Heidfeldはピットに入った。なんと、右前輪が付いたままだった。よく外れずに1周走れたものだ… まったく、もう、なにやってるんだ!BMWのピットクルー!! 右前輪を担当していた人、まだ締まっていないとき間違ってOKのサインを出してしまったからロリーポップを持っていた人がほかの3輪を担当していた人たちからOKのサインが出たときにロリーポップを上げてしまったじゃないか!! あと、TOYOTAのピットクルーがナットを拾ってまだ締まっていないことを教えたのになぜ誰も動かなかった? おかげでHeidfeldがすべてを失う羽目に合ってしまったじゃないか!! ちなみにピットインする前は、Heidfeldは見た目上ではあるが1位を走っていた。 これはたぶん今回の件とは関係ないと思うが、Heidfeldはドライバーの起用法に関してチームへの不満を口にしていた。 そして、しばらくたったときのことだった。 RENAULTのFisichellaが先程タイヤ交換と給油のためにピットインした際に給油機のトラブルがあったためか、残り周回数を走りきることができない量しか入っていなかったことが判明した。 そして残り7周というときに、入賞圏内である8位を走っていたFisichellaがピットに入った。 タイヤは最後まで持ちそうとの事だったので、タイヤ交換は行わないことにした。(ちなみにハードタイヤ) 9位とのタイム差やピットインの際のロスタイムから理論上Fisichellaは8位のままコースに復帰することが可能だった。 だが、しかし、給油口からノズルを抜く際にてこずってしまったため、当初の予定より2秒近く余計に時間がかかってしまった。 その結果、Fisichellaは9位を走っていたSUPER AGURIの佐藤琢磨のすぐ後ろでコースに復帰となってしまった… その後、Fisichellaは最後まで佐藤を抜くことができなかったため、佐藤は8位入賞となった。 佐藤が8位入賞を果たしたことで、SUPER AGURIにとってはチーム初のコンストラクターズポイント獲得となった。 (ただし、カスタマーシャーシ使用疑惑の結果がシロであるとき) さて、優勝はMassa(2連勝)、2位はHamilton、3位はAlonsoでした。 Alonsoはスタート後のミスが最後まで響いてしまったようだ… 上位4人のポイントは、1位Hamilton 30点、2位Alonso 28点、3位Massa 27点、4位Raikkonen 22点 これにより、HamiltonはF1史上最年少のポイントリーダーとなった。 最後にもう1つ突っ込んでおきたいことがある。 コラー!Felipe Massa!! 優勝して嬉しいのはわかる。だからといって、 カメラにキスするのはやめろ!! おかげであのあとあのカメラで写した映像がにごったような感じになっているじゃないか!! ていうか、カメラマンも映っていない隙にレンズを拭いておけよ… 次回F1モナコGP決勝レースは5月27日21時スタート(日本時間) いろんな意味で楽しみです。
by utmich
| 2007-05-21 07:14
| F1
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